「ゴミ」は心のメッセージ

 ゴミ屋敷と称される住宅がありますね。
 家からあふれ出るほどのゴミがあって、
ご近所迷惑というイメージでしょうか。

 いわゆるゴミ屋敷、アメリカではホーダー症候群という精神疾患の症状のひとつとして真摯に取り組まれています。「変人扱い」ではない、真摯な対応です。ゴミ屋敷という言葉には一方的な差別感を感じてしまいます。

 確かに、生ゴミやペットの排泄物まで溜めてしまうとか家自体が崩壊の危機というレベルの症状もありますが、それでも人の持ち物である限り、嫌悪感と軽蔑感とともに「ゴミ」と呼んでしまったのでは、そこにサポートも改善策も生まれません。せめて「不用品」もっと譲って「モノ」。
 「ゴミ」ではなく「不用品」と呼び代えても、それを減らしていくという対策は同じなのです。

 ネットに掲載されていた海外のお宅!
 

こんなチャレンジャブルな状態であっても、ゴミ屋敷ではなく、不用品やモノの多い家、と呼び代えたところで目に見える光景も対処する行動も同じなのです。
 それなら、ゴミ屋敷よりも不用品の多い家の方が、それに関わる人すべての心がまず少しラクになります。心が少しラクになれば、行動につなげやすくなります。

アメリカ在住時に、家中にあふれんばかりのモノと暮らしている男性の「片付け」のサポートをさせていただいたとき、最初に取り組んだのは、玄関近くにあった飾り棚。飾り棚とはいえ中はホコリをかぶったいろいろなモノがぎっしりだったので、玄関の圧迫感はそれはもう強力でした!何のものかも分からない鍵が何十個も出てきたり、大事なはずの家族の写真が出てきたり、いるものいらないものの区別がつかない、自分にとっての「価値観」が分けのわからない状態になっている、この方の心の状態どドンピシャでした。モノが溜まりだした時期も、心の状態の変化の時期とピッタリと合いました。
 片付かない不用品(
ゴミと呼びたくなるものにも)にはメッセージがあります。それを受け取れれば、手放しへのステップも楽になってきます。対処法も生まれてきます。

ソファ下がゴミ箱状態になっていたお宅

偏見と概念を捨てて、まっすぐに見る。
「信じられなーい!」「私はここまでひどくない」ではなく、この状態も最初はひとつのモノを置いたという誰にでも起こりうることから始まっているのです。
 
 ゴミは捨てれば済むことなのに
、指摘するのは簡単です。人が「どれがゴミでどれがゴミじゃないかわからない」という状態になることもある、と理解できたときに、愛あるアプローチができるのではないかと思います。

幸せを共有していくための「住まい」のコミュニケーションは愛ありき。言葉ひとつを言い換えることで気持ちと行動が変わることだってありますね、ラララ♪

  

ハワイ発総合情報サイト「アロハストリートドットコム」の

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